2016年のアイマスハッカソンから始まったIM@Studyコミュニティも少しずつ規模が大きくなってきました。 今でも「楽しい」をベースに各々が好きなように活動していきたいのですが、 大勢の多様なプロデューサーに興味を持ってもらったことにより必ずしも 「楽しい」と感じられない場面も出てきてしまうのではないかと考えています。 プロデューサーそれぞれがそれぞれに価値基準や考えを持っているのでそれは当然のことです。
そこで簡単ではありますが、IM@Studyとしてのガイドラインを設けることにしました。
このガイドラインはIM@Studyを冠したイベントでの参加者、登壇者、スタッフ等すべての参加者と IM@Studyに関わるSlackやTwitter上での発信において遵守いただきたいと考えています。 (以下、ガイドラインの対象を便宜上単に『プロデューサー』と表記します)
ただし、ガイドラインはプロデューサーの皆様の行動を制限するために設けるのではなく あくまでIM@Studyに興味を持ってくれたすべての方が楽しくプロデュース活動していくためのものです。
ご理解・ご協力いただけますと幸いです。
IM@Studyは 『アイドルを愛でる、アイマスにContributeする』 コミュニティです。
IM@Studyの理念を達成するためにプロデューサーには以下の行動指針を求めます。
- 健全なファン活動であること
- オープンであること
- 互いにリスペクトすること
それぞれについて、詳しく記述します。
IM@Studyではアイドルマスターコンテンツとエンジニアリング・ものづくりを 掛け合わせることにより生まれる活動や作品に価値があると考えます。
アイドルマスターコンテンツは株式会社バンダイナムコエンターテインメントやその他企業が 版権を持つため、活動により生まれる成果物はいわゆるパロディ/二次創作物となります。
そこでプロデューサーは版権元の意向を第一に尊重しなければなりません。 IM@Studyの活動そのものが二次創作の文脈の一活動であることを意識しなければなりません。
また、活動に年齢制限(いわゆるR18)要素を含む場合、発表の題材としては避けることをおすすめします。 プロデューサーの中に18歳未満や表現そのものを不快と感じる方が含まれる可能性がある以上、 全体配信/ブロードキャストの性質が強い場所での具体的なコンテンツの掲示を行うことはできません。
適切にゾーニングされた環境にて発信いただく場合については、 同人活動その他と同様の基準をもって、これを制限しません。
IM@Studyでは常に新しいプロデューサーを受け入れ続けるために イベントの企画、活動、作品をはじめコミュニティそのものが開かれていることを望みます。
何事も初めてというのは勇気が必要なものです。それがイベントや大きな規模のコミュニティであればなおさらのこと。 でも、皆さんご存知のようにIM@Studyに集う方々は心は同じプロデューサー、一緒に楽しめるはずです。
一緒に楽しむための初めの一歩、それを踏み出すために情報は多いに越したことはありません。 これはすでにIM@Studyにいるプロデューサーにおいても同じで、レクリエーションやイベント、 オフ会や企画などの情報は必要以上にクローズドにすることもないのではないでしょうか。 これは、エンジニアでいうところのOSSの考え方に強く影響されています。
Slackでの発信についても不要なダイレクトメッセージやプライベートチャンネルの利用は避け、 パブリックチャンネルを利用するようにしたいものです。
IM@Studyではすべてのプロデューサーが楽しめるコミュニティとなることを目指しています。 とはいえ、多くのプロデューサーに関わってもらうことで中には価値観の違いや考え方の違いも出てくることかと思います。
そこでまず第一に、すべてのプロデューサーが同じ考えであるという幻想から離れ、互いにリスペクトすることを求めます。 これは担当アイドルもそうですし、技術領域、コーディングスタイル、はては好みのエディタもそうです。
第一にあなたがたは自分の個性が発展できるような場所に尻を落ちつけべく、自分とぴたりと合った仕事を発見するまで邁進しなければ一生の不幸であると。しかし自分がそれだけの個性を尊重し得るように、社会から許されるならば、他人に対してもその個性を認めて、彼らの傾向を尊重するのが理の当然になって来るでしょう。
(夏目漱石 『私の個人主義』 より)
自分が楽しむために努力するのと同様に、他人の楽しみ方にも思いやりが持てると良いですね。
@momen、@hamaco、もしくは@treby006までSlackもしくはTwitterにてお知らせください。
こちらのガイドラインは、CC-BY-4.0 に基づいてライセンスされます。
- 2018/11/30 初版